カテゴリ:裁判・判決
読売新聞から これは、マスコミが「相模原殺傷」と書いている、大量殺人事件のこと。 この程、死刑の判決が出たが、言いたいことが3点ある。 一つは、大麻の影響があったので責任能力がなかった、という点。 弁護側は大麻の影響があったから無罪という主張だったが、 ならば、飲酒運転はどうなのだと言いたい。 飲酒運転そのものも厳罰だし、それが原因の事故も厳罰だ。 なぜ大麻なら責任能力がなかったと主張できるのか、分からない。 二つ目は、新聞の見出しにもあるように、なぜ障害者を差別するようになったのか、 ということを裁判で明らかにさせようとする考えが、分からない。 裁判は、犯罪者の深層心理を解き明かす場ではない。 罪に対する処罰を決めるためのものだ。 関係者にとっては、そこを知りたいと思うのだろうが、裁判に求めるのはおかしい。 そして、三つ目は、遺族の心情だ。 今回の裁判でもそうだが、 「被害者遺族らがしゅん烈な処罰感情を示すのも当然」 と、判決文にあるが、遺族の感情が判決に影響するのかと言いたい。 もし、そうであるなら、遺族がいない殺人と、遺族がいる場合の殺人とで、 量刑が異なることになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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