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2021.05.24
カテゴリ：生き物
 昨日のブログを書きながら思いだしたことがある。 それは、去年の１７年セミの観察計画。 １３年前に、１７年セミを求めてアメリカに行ったのだが、 その頃は、インターネットの情報が少なかった。 １７年セミに関する学術っぽい記事はあったのだが、 肝心の、どこで、いつ、発生するのか、という情報が乏しかった。 なので、テネシー州のノックスビル辺り、という情報だけで、 アメリカに行き、現地を走り出してから、情報を集めた。 しかし、cicada（セミ）という発音（シケーダ）が難しく、 「何それ、鳥の名前」と聞かれる始末だった。 １７年セミはその辺全地域に現れるのではない。 ごくごく限られた小さなエリアに現れる。 なぜなら、ほとんど飛べないからだ。 いや、飛べないというか、集団で発生するので、 飛ぶ必要がなくなり、飛ぶことを忘れたのだ。 言ってみれば、成田空港に降りて、レンタカーで茨城や栃木を、 立木や蝉の声の声を求めて、裏通りを適当に走るようなもの。 泊まる宿の確保もしなければならない。 最初の１日目はまったくダメ。 ２日目は、鳴き声と抜け殻を確認。 ３日目に、大きな鳴き声を聞き、昨日の写真を写すことができた。 そんな１３年前だったので、去年は念入りにネットを調べた。 情報が増えていた。 １７年前に発生した地域名が、州ごとに、郡ごとに載っている。 １０キロから２０キロ四方の範囲と分かる所もある。 ネットの地図でその地域名を検索し、プリントして、 現地までの道路番号を記入した。 画像がそのプリント。３０枚ほど。 コロナでアメリカ行きが叶わず、そのままになっていた。 しかし、この資料が使えるのは１６年後。 処分することにした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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