カテゴリ:診療・医療
KYODONEWS (米国立アレルギー感染症研究所提供) 抗がん剤治療のため、病院に行った。 コロナのワクチン接種の案内はないが、近々には接種できると思うので、 担当医に、どうしたものかを相談した。 抗がん剤の化学療法(点滴)をすると、数日は頭痛、不眠、下痢、便秘 しゃっくり、鼻血、などがあり、免疫力が下がるからだ。 担当医は、正直に答えてくれた。 現在のところ、ワクチンと、化学療法やがん患者との相性について、 詳しいデータは出ていない。 現状では、メリットがリスクを上回ると言われているが、 リスクを引き当てる可能性は普通の人より多いと思われる、と。 こう言ってくれたので、接種は来週かも知れないので、 今回の点滴は休ませて欲しいと願い出たのだが、 点滴をして1週間すれば体の調子は戻るので、 ワクチン接種がその後なら、今日の点滴は受けた方が良い。 ただ、絶対大丈夫とは言えないので、念のために、薬の量を減らすという。 「ガンで死ぬか、ワクチンで死ぬか、となったら、ガンが優先でしょう。 ここで治療を休んで先延ばしするのは勧めません。 とはいえ、ワクチン接種をしないという選択肢はないです」とも言われた。 医者らしい答だ。 多くの患者から同じような質問を受けているので、 考えることなくすらすらと答えが出てきた。 そして、言われた。 「ワクチンの副反応で死ぬかも知れないと思うのは、誰しもです。 その気持ちはよく分かります。自分のためだけでなく、家族のため、 友人のため、周囲のためと思って、接種を受けて下さい」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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