カテゴリ:無線・電気
アマチュア無線では、交信証(QSL)を交換する、と書いたが、 「交信とはなんぞや」という基本がある。 相手の声が聞こえれば、それで交信(QSO)成立なのかという基本。 最低限、コールサイン、所在地(QTH)、受信状況(QRK・QSA) を確認交換しなければ、交信したとはならない。 これらのことを書いて、先方に送るのが交信証(QSL)。 電信でも、音声でも、海外の局との交信は英語。 英語と言っても、今の小学生レベル。 だから、ということでもないが、 電信の手間を簡略化するために生まれたQ符号などを使っている。 Q符号というのは、全世界的なもので、 ここでカッコ書きしたようなものが、40ほどある。 また、海外局は距離があり、電波が何回も電離層で反射していくので、 電離層の状態が変化しない短時間で交信を終えたいので、 Q符号以外にも、WX(天気)、YL(ご婦人)、FB(素晴らしい) 73(さようなら)などがある。 もちろん、国内の局同士は日本語で、電離層が安定していれば 長話も出来るのだが、通信事項が法律で 「アマチュア業務に関する事項」と定められているので、 政治的な突っ込んだ話などはできない。 最近は、コロナのワクチンは済んだか、ということが多い。 で、画像は、フィジーからのQSLカード。 よく見ると、最初に、ニューカレドニアの住所が書かれている。 フィジーとニューカレドニアは同じ国だっけ、というのが私の知識の乏しさ。 コールサイン3D2(TS)は、間違いなくフィジーのコールサイン。 すると、ニューカレドニアは? 調べたら、ニューカレドニアはフランス(領)だった。 ニューカレドニアはフランスのコールサイン(頭がHWなど)だ。 この局は、無線のための別荘をフィジーに持っているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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