カテゴリ:無線・電気
アマチュア無線の無線機に電源を供給しているのが、 安定化電源。 安定化電源とは、職業安定所みたいなネーミングだが、 使用電流などに左右されずに、家庭用交流電源から 一定の(安定した)電圧と直流電流を供給する 電源装置のことで、普通に使われている名称。 供給できる直流の電圧は、3~15V。 電圧を変えることが出来るので、 動かなくなったスマホのショック療法などにも使った。 アマチュア無線では、13.8Vを使っている。 自動車のバッテリーの12Vに充電可能な 発電機の電圧13.8V・・・つまり軍事用無線、 に由来している電圧のようだ。 で、1年ほど前から電源が入ったり入らなくなったりしていた。 電源スイッチの接触が悪くなったのかと、 分解してみるも、スイッチには異常なし。 制御回路のトランジスタか何かが誤動作しているようだ。 修理に出そうかと思ったが、9キロと重いので、 往復の送料だけでも結構な値段になりそうだし、 購入して24年が過ぎた物なので、全体の劣化もあるだろうから、 買い替えることにした。 画像上の上に乗っているのが、新しい安定化電源。 画像下は、古い方の内部。 大きなトランスが入っている。 昔は大きなトランスで電圧を下げるのが、 安定した電圧の供給の基本だったが、 今はトランジスタが使われているので、 重量は2キロほどしかない。 昔の者としては、この軽さでいいのか、と思ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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