カテゴリ:言わせてもらうぜ
本、新聞、TVラジオなどに、戦争体験談がある。 戦争の悲劇を語り、二度と悲劇を繰り返してはならない、 という、体験者の訴えだ。 戦後生まれの団塊の世代。74歳の私も戦争を悲劇を知らない。 戦争を知る人が高齢となり、その悲劇を伝えることができなくなるので、 戦争体験談が増えてきたのではないかと思う。 だが、私には、戦争体験談を素直に受け入れられないところがある。 もちろん、戦争の悲劇を否定するものではないが、 戦争の悲劇を伝えるだけでは戦争を防ぐことができない、と思うからだ。 そんな中、さえママさんに「犯罪被害者の声」という冊子をいただいた。 全国被害者支援ネットワークが作成した「被害者の声」が載っている。 その声の多くは交通事故(犯罪)の被害者家族のもの。 戦争の場合、なぜ戦争を始めてしまったのか、 なぜ戦争を止めることができなかったのか、 戦争には、その悲劇を伝えると同時に考えてもらうべき事があるが、 交通事故(交通犯罪)については、 当事者(運転者・加害者になる可能性のある人)に、 被害当事者家族の悲しみの声を伝えることが、 戦いの道(交通事故を減らすことこと)となっている。 交通事故は他人事ではない。 いつ当事者(加害者・被害者)になるか分からないのが現実。 被害者の声を伝えること、被害者の声を聞くことが、 交通事故を減らすことに繋がると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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