カテゴリ:言わせてもらうぜ
読売オンラインニュースから 千葉県八街市の、児童5人死傷の事故。 悲惨であり、悲劇である。 だが、言いたい。 一国の首相が献花に行くべき重大なことなのか、と。 池袋の母子死亡9名重軽傷の事故でも献花があったのか、と。 今回は何が違うのか、と。 それより、コロナやオリンピックの舵取りをしっかりとすべき時だ、と。 人気取り、いや、人気回復を狙ってのパフォーマンスは見苦しい。 ニュースを見ていて、怒りさえ覚えた。 この事故をパフォーマンスで利用してはならない。 火事でも、地震でも、複数の人が死傷するとマスコミは報道するが、 死者が1人という災害や事故は多い。 死傷者が複数だから家族の悲しみが大きいということはない。 八街の家族だけが悲しんで怒っているのではない。 事故で最愛の家族を失う事故は多いが、 全国的に報道されることはないし、首相が献花するということもない。 しかし、奪われた命の何十倍も、悲しみ苦しんでいる家族がいる。 人を殺したら、殺意がなかったと言っても、実刑だ。 なのに、車の場合は、過失致死となって、執行猶予が付く。 だから、交通事故が無くならないのだ。 刑罰が甘いから、交通事故がなくならないのだ。 誰もが、「交通事故」と言うが、車で人を死なせたら殺人だ。 人を殺しておいて、執行猶予というのはおかしい。 執行猶予というのは、刑に服さないと同じことだ。 死亡事故で実刑にすると刑務所が足りなくなる、 という説を聞いたことがあるが、 そんなことだから、事故が減らないのだ。 刑法(罰則)は抑止力。 人を殺したら、実刑だ。 刑法(罰則)はリンチ(私刑)の代執行。 執行猶予では家族の無念は晴れない。 しかし・・・どんなに罰則を重くしても、失われた家族は戻ってこない。 もし、自分の家族が交通事故で殺されたら・・・ そう考えてみれば、事故の家族の悲しみや怒りを(少しだが)理解できるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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