カテゴリ:鉄道
鉄印を発行(販売)する駅は決められている。 1路線で1つの駅、という鉄道が多いが、 長い路線では2駅で発行する所もある。 そして、その発行する駅は、終着駅とは限らない。 鉄道としては、出来るだけ長い距離を乗車して欲しいのだろうが、 終着駅が無人駅では発行できない。 また、列車の運行本数が少ない路線では、 その日のうちに戻ってこられないとか、 戻りの列車を2時間も待たなければならない、 ということになるので、各社がそれぞれ設定している。 で、南阿蘇鉄道は、国鉄が切り捨てた路線を引き継いだもので、 熊本市の東、JR豊肥本線の立野駅から東に延びる鉄道。 熊本地震で立野駅からの半分以上の路線が被害を受けて運休していて、 その先の路線を往復運転しているが、庶民の足とはなっておらず、 私が尋ねた時は、乗客はいなかった。 南阿蘇鉄道が鉄印を発行しているのは、本社のある、終着駅の高森駅。 途中まで運休しているので、レンタカーで尋ねた。 駅舎は土産物屋と化しているが、寂しい限りだった。 運休している部分に、かつて、日本一長い名前の駅だった、 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 があり、再訪した。 駅舎は荒れ放題かと思ったが、きれいに清掃されていたが、 線路は錆びていて、運休の長さを感じた。 このYoutubeの最初に田植え機が動いている水田は、土産物兼食事処になっていたが、 鉄道が動いてないので、厳しい売上と思われた。 道の駅にあった案内板に、 全線開通まで たぶん あと20カ月 とあった。 「たぶん」が、なんとも痛ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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