カテゴリ:鉄道
昨日の続き 錦川鉄道は、岩国駅近くの川西駅から北方向へ、 13駅、32.7Kmを運行する第三セクターの鉄道。 錦川清流線というのが路線名だが、この路線しか持っていない。 鉄印を貰えるのは(販売しているのは)、終点の錦町駅。 本社のあるこの錦駅以外は無人駅。 清流新岩国駅から錦町駅までは50分ほど掛かるが、 景色の良い錦川渓谷沿いを走るので、退屈はしない。 退屈どころか、車内には観光アナウンスが流れ、 その都度、気動車は徐行して、景色を楽しむことができる。 画像上の路線図は前の座席の背に掲げられたもので、 観光徐行する場所も書かれている。 また、観光シーズンだけ停車する「清流みはらし駅」がある。 駅に接続する道路は無く、電車がこの駅に止まって“みはらし”を 楽しむための駅となっている。 そして、終着錦町駅から更に北へ延びる鉄道用路面がある。 国鉄時代に山口線まで接続させようと工事しかけた路面で、 線路が敷かれることなく工事はストップし、 現在は電気自動車が客車を引くトロッコ遊覧車が(夏のみ) 運行されている。 陽気の良い季節には観光客で混み合うのではないかと思われるが、 私が乗った平日の午後は、10人ほどの高校生が乗っていた。 おそらく、岩国駅周辺の学校に通っているのだろう。 過疎化と簡単に言うが、この鉄道が無くなったら、 学生は通学ができなくなるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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