カテゴリ:診療・医療
名古屋大学大学院医学系研究科のHPから 緩和ケアの医師から、全身の(ガン)検査を受けることを勧められた。 ガンを見つけるための検査はしたくないと思ったのだが、 ガンが無ければ安心できるし、有ったら、その時に考えればいい、 と言われ、いくつかの検査を受けた。 その結果、前立腺肥大(PSAの値8.8)が指摘された。 去年の暮れだった。 泌尿器科の担当医は、「緩和ケアの患者のガンを見つけてどうするんだ」 と、精密検査を行わないで放置の姿勢を示した。 おそらく、緩和ケア=末期ガン というイメージがある病院から派遣された 医師なのだろう。 だが、担当の看護師が、「当院の緩和ケアはホスピスと違います」 と、担当医に説明し、生体検査をすることになった。 どこの病院でも感じるが、看護師の方がよく分かっていると思う。 コロナなどの影響で、検査待ちの期間が長かったのだが、 その間に西郷輝彦の前立腺ガンでの死亡ニュースがあり、 前立腺ガンは骨盤や腰骨大腿骨などに転移することがあって 背中や腰に痛みが出る、という知識も入ってきた。 なので、腰が痛かったりすると、前立腺ガンが転移したのか、 と心配になったりした。 ということで、ようやく生体検査ができたのは、3月初旬。 2泊3日で、全身麻酔での検査だった。 検査の結果、ガンが見つかったら、手術はイヤだな、放射線か・・・ 薬を飲んで直す方法もあるようだが、抗がん剤は副作用が怖い。 何とか手術や抗がん剤を回避する言い訳を考えて、 検査結果を聞きに行こう。そんな事を考えていた。 その結果は、 「12本の針を刺して生体を採った結果、全てにガンは無い」 安心した。 この歳になっての手術はイヤだし、抗がん剤もイヤだ。 ただし、PSAの値が大きく、MRIでも肥大しているのが写っているので、 3カ月後にもう一度PSA検査をすることになった。 そうそう・・・ 最初の担当医は、外来診療から外れたようだ。 看護師から追放されたのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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