カテゴリ:鉄道
能登半島の海岸沿いをドライブしていて、 「あれっ・・この道は何?」と思った事が何回か有った。 北海道でも感じた「あれっ」だが、それは、 鉄道が廃止された跡地だ。 確か、能登に鉄道は半島の先まで鉄道があったはず。 穴水までの能登線(七尾線)は、現在、のと鉄道が運行しているが、 以前は、穴水-輪島 穴水-蛸島 間も、のと鉄道が運行していた。 しかし、前者は2001年に、後者は2005年に廃止となっている。 そんな鉄道敷地跡を追っていたら、駅があった。 駅があるじゃないか・・・と感激したのだが、 ホームとその脇の線路だけで、全体は道の駅になっていた。 道の駅には、昭和39年(1964年)9月建設の顕彰碑があり、 建設大臣や衆議院議長を務めた能登町出身の益谷秀次翁を、 能登線全線開通の日に顕彰している。 昭和39年は東京オリンピック、新幹線開業の年。 その頃は鉄道の利用者も多かったのだろうが、 やはりこの地も、過疎化とマイカーで、鉄道の利用が減少したようだ。 新幹線が能登半島の根元の金沢まで走っても、 その先の鉄道が穴水まででは能登の観光は車になってしまう。 いずこの過疎地も同じ事だろうが、難しい問題だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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