カテゴリ:日本語
昨日の日本語よりは簡単だと思うが、 やはり、日本語は難しいと思う。 画像は、数週間前の読売新聞の記事。 天皇皇后が、スーパーコンピュータ富岳を視察したとあるが、 この見出しを見て、「視察」って何だ、と思った。 平たく言えば、視察は、上から目線の雰囲気がある。 立場が上というか、業界で上の知識を持つ人が現場を見て回る事を、 「視察」と言うのだと思う。 決して天皇皇后の立場が上でないとか、知識がない と言うつもりははないが、 少なくとも富岳を設置している人よりは専門家ではない。 なので、この場合は、「見学」が適切な表現だと思う。 「見学」と言うと、小中学校の授業のようだが、 現地で知識を得ることを「見学」と言うのだと思う。 同じ事を伝える別のニュースでは「見学」とあった。 政治家は「視察」を好んで使うが、 業界の素人が何を視察するのかと思う。 災害現場を視察する、と言うが、 現地で何も学ばない政治家にとっては、「視察」なのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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