カテゴリ:鉄道
平成筑豊鉄道の経営はユニークだ。 一つは社名。三セクがスタートする時に名称を募集したのだが、 元号が平成に変わった時だったので、平成を頭に持ってきたという。 そして、電車の運行本数を、地元の足となるために、 JRから引き継いだ時の2倍にしたという。 その結果、バス路線が撤退したという経営姿勢だ。 また、令和元年に開業した「令和コスタ行橋駅」にも、 タイミング的に「令和」を付けている。 駅名のネーミングライツや駅前の電車をモチーフにした郵便ポスト、 つり革オーナー制度(つり革にメッセージを書ける)、 商品見本を車内に展示しての、一車両全部の広告、などユニークだ。 ただ、鉄印の自販機を見ると、経営者と労働者の関係が気になる。 鉄印の販売は、鉄印がネットに流れる恐れがあるため、 「鉄印帳を提示すること」「乗車券を持っていること」 が条件で、1人1枚限りなのだが、自販機ではこれができない。 思うに、労働組合の力が強くて、新しい仕事を増やすな、 と要求されて、自販機に頼ったのではないだろうか。 手書きで複写式の切符も同じかも知れない。 全部を(バスと同じように)車内支払いにするのが簡単だと思うのだが、 運転手の仕事を増やすな・・・という理由で、 使い続けているのかも知れない。 この複写式の切符の売上げ集計はどうしているのか・・・ 想像しただけでアナログすぎる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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