カテゴリ:診療・医療
数ヶ月前、血液検査の結果、 癌の腫瘍マーカー値が上がっていると言われ、 PET-CTの検査を受けた。 抗がん剤治療を断って1年ほど経過して、 その副作用がほぼなくなっていたので、 癌そのものが消えたのではないかと思っていたのだが、 どうやら、そうではなかった。 添付のPET-CTの画像の赤く濃いところが、 癌の転移が疑われるところ。 肝臓の一部がそれだ。 勝手に、癌は消えたと思っていたので、ショックだった。 「どうしますか?」緩和ケアの医師に言われた。 治療をするか、このまま何もしないで行くか、という問いだ。 しばらく考えて、大学病院に戻る事にした。 大学病院に連絡をして、ホッとしたのだが・・・ また、あの、辛い抗がん剤治療を受けるのか、 と思うと・・・・考えが揺らいだ。 抗がん剤の副作用と戦いながら残りの人生を苦しく生きるより、 残りの人生が短くなっても、質の良い生活をしたい、 そう思って、抗がん剤治療を中止したのだから、 転移の疑いがあると言われて、元に戻すことはないだろう、 そう考え直した。 大学病院はキャンセルした、と緩和ケアの医師に伝えると、 「そう・・・・」と複雑な顔を見せ、 「副作用は辛いですからね」と同意してくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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