カテゴリ:診療・医療
(昨日の続き) 癌転移の疑いがあるということで、PET-CTの検査を 受けたのだが、このPET-CTというのは、 愛玩動物のPetではない。 positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) のことで・・・何のことかさっぱりで、 調べてみると、癌細胞は普通の細胞より何倍ものブドウ糖を 取り込むため、放射能を含むブドウ糖を体に注射して、 これが癌細胞に集まった頃にCT(コンピュータ断層撮影)して、 癌の居場所を突き止める、というもの。 詰まりは、癌細胞はブドウ糖・・・甘い物が好き、 ということだから、担当医に聞いてみた。 「PET-CT検査ではブドウ糖を使うとのことですので、 癌細胞を増やさないためには、糖分を控えた方がいい、 ということになりますか」と。 この質問に反応したのは、側にいた看護師(♀)。 『そうそう、私もそう思う。しっかり聞いて』 という口元を見せた。 だが、担当医は、「糖分を摂らなかったら生きていけない」 という事を言うだけで、「そういう考えもある」とか、 「イヤ違う」という話しにはならなかった。 患者の話をしっかり聞くのが緩和ケアの医師、 と思うのだが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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