カテゴリ:音楽・カラオケ
私には、カラオケで涙を流す曲が2曲ある。 ひとつは山口百恵の「秋桜」。 歌の内容とはまったく違うのだが、 「もう少しあなたの子供でいさせてください」 という歌詞が、日々老いていく母親が、 私(子供)を誰なのかが分からなくなっていく のが辛くて、「もう少しあなたの子でいさせて」 と感じたことを思いだして、ウルウルした。 ・・・こう書いていても、ウルウルしてくる。 もう一曲は、「岸壁の母」。 こちらは歌の内容とともに、カラオケ画面に映る、 引き揚げ船が桟橋についた時の古い映像。 涙無しには見られない映像だ。 ・・・こう書いてもいても、ウルウルしてくる。 で、いつの日か、岸壁の母が待った桟橋へ 行ってみたいと思っていたのだが、 このほど、念願叶って、引揚桟橋に行くことができた。 桟橋は復元されたものだが、 60万人も強制連行したソ連、 家族を引き裂いて拉致した北朝鮮、 ソ連から引き揚げてきてこの桟橋に着いた大先輩、 色々なことを思い起こした。 近くにある「引揚記念館」には、 多くの写真などで引揚の様子を展示していて、 イヤホンで「岸壁の母」を聞くこともできる。 展示を見ながら「岸壁の母」を聞いたら、 ハンカチが必要なほど涙してしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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