カテゴリ:鉄道
由利高原鉄道には、全国でも珍しい、 タブレット交換という運転制御システムがある。 由利高原鉄道は全線が単線で、その中間に位置する前郷駅でのみ、 車両の行き違いができる。 単線なので、同じ所に列車が複数入ると、 追突や正面衝突が起きる危険があるので、 タブレットという通行証を持っている車両のみ、 通行できるというシステムだ。 画像は、前郷駅でのタブレット(とタスク)の交換。 上り列車から回収したタブレットを、駅員が下り列車の タブレット(実際はタスク)と交換する。 自動列車停止装置が無いので、 タブレットを持たずに発車することは可能だが、 それをしないのが鉄道の大原則。 赤信号を無視しないことと同じ。 難しいのは、タブレットとタスクの違い。 書き出すとブログの文字数をオーバーして 書き切れなくなるが、 簡単に言うと、どうしても朝夕の混雑時には、 同じ方向へ複数の列車を走らせたいので、 タブレット操作盤にタブレットを挿入し、 両端の駅でやり取りをして、別のタブレットを出す、 ということも行われている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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