カテゴリ:車
通勤用としてヤマハの原付バイク「GEAR」BX50S(JBH-UA06J)を使っています。
走行中にガス欠でもないのにエンストしたので、調べてみたら、「プラグキャップ外れ」でした。 実は、よくあることのようで、バイク屋の美味しい収入源になっている可能性があります。 修理に出すと、プラグ交換やバッテリー交換、オイル交換など、過剰整備されるかもしれません。 プラグキャップは、エンジン点火プラグとプラグケーブルをつなぐものです。 これが走行中の振動などによって外れることで、エンジンが止まってしまいます。 プラグが外れるだけでなく、振動で再度接触することで、ガス欠のように進んだり止まったりを繰り返す症状になるのが、やっかいです。 私が調べた際、プラグケーブルに触れただけで、プラグキャップが外れてしまいました。 このプラグキャップですが、YAMAHAパーツカタログで調べると、次の通りでした。 部品番号:5ST-H2370-01(これは旧品版らしく、現行品は「1CD-H2370-01」みたいです) 部品名称:プラグキャップアセンブリ 希望小売価格(税込):1,285円 点火プラグの端子は先端部分が少し黒く変色していました。 これはキャップ内で端子が断線と接触を繰り返したために火花が飛んだためと思われます。 接触不良により抵抗が増えると、火花による高熱でプラグの端子が溶けて痩せてしまいます。 プラグキャップ内部の接触部分も同様に溶けて痩せます。 そのため、症状によっては、点火プラグだけでなく、プラグキャップも交換する必要があります。 今回、プラグキャップが外れた原因は、自分で点火プラグを交換したときにキャップの押し込みが不足していたからかもしれません。 【関連記事】原付バイクの点火プラグを交換 しかし、点火プラグのターミナル形状が、外れやすいネジ式であることも原因の一つだと思います。 大部分の自動車に使われている点火プラグの端子には、ネジ式ではなく、外れにくいターミナルナットが使われています。 リスクのあるネジ式のプラグをやめて、ターミナルナットにしてほしいと思います。 バイク屋は儲からなくなるかもしれませんが。 (参考)プラグのターミナル(端子)形状についてより(NGK SPARK PLUGS) 今回は修理といっても、プラグキャップを真っ直ぐに差し込みなおすだけでした。 プラグキャップには、押し込むだけで、回転はさせらないようにする出っ張りがあります。 プラグ交換時と違って、外れたプラグキャップを元に戻すのに、いちいちカバーを外す必要はありません。 バイクの下から手を入れるだけで、プラグキャップが差し込めるようになっています。 走行中にエンストした場合は、火傷しないように気をつけながら、キャップが抜けていないかチェックしましょう。 ホコリなどでエアクリーナが詰まってもエンストしますので、定期的に自分で交換しましょう。 【関連記事】エアクリーナ・エレメントの交換 (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に引っ越しています。 従来のサイト("http://homepage3.nifty.com/nnl/"や"http://freett.com/nnl/")はアクセスできません。 ブックマークを "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に変更してください。 [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] ※noahnoah研究所のブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)に掲載した画像および文章の盗用はお断りします。 ただし、出典元「noahnoah研究所」を示せば、事前許可を得ることなく使用しても構いません → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019.07.06 11:55:55
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