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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
麦の穂をゆらす風を観ました。
このなんともいえない重い気分と「自由」という 言葉の持つ意味を考えさせられる、 2、3日持ち越す類の映画です。 自由を得るための戦い。しかし、求めるものが 愛する人同士の間でも変わっていってしまったら・・ 良い作品ですが、救いは殆どありません。 重いアイルランドの歴史を改めて知る結果となります。 自由、人間の尊厳を求めて闘った映画なら 私は、以前紹介した白バラの祈りの方をお勧めします。 根性があれば、あわせて観ると良いかもしれません。 闘う相手は違えども、「麦の穂をゆらす風」の方は、 悲しいというのとは、また微妙に違う感覚です。 ”やるせない”っていうのがぴったりのような 気がします。映画の中で主人公が彼女に告げた 「僕は一線を越えてしまった」という言葉。 この言葉が全てを現しているような気がします。 それなりの覚悟で観てください。 麦の穂をゆらす風 1920年、アイルランド。青年デミアンは医者になるという 夢を捨て、アイルランド独立運動に、兄と共に身を投じる~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.31 14:15:16
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