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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
かねてから観たかった列車に乗った男をやっとこさ鑑賞。
一言でいうと、洒落た映画。フランス語は全く判らないが、 エスプリ漂うフィルムという感じだろうか? 初老の元教師の男と、厳つい顔した中年の流れ者の男、 この2人がひょんな事から出会い、憧れにも似た感情 でお互いを意識していく。 フランスの田舎町の街並み、ざわざわしていない感じが 生活臭くなく、ゆったりとしていて品の良さを感じた。 バケットは、フランスでは袋に入れないのだろうか? 素朴な疑問も・・・ 過剰包装に慣れている日本人にとっては、変なとこに 反応してしまった。 以下ちょびっとネタばれあり↓ 物語のほうは・・お互いに人生の節目になるだろうと 予想される土曜日までの数日間を 2人の男が味わい深く、魅せてくれる。 都会的ではないのだが、なぜかとっても 洒落た香りを感じる映画。 一見、ポエムなどとは無関係そうな厳つい顔した 男が、元教師に覚えている詩の続きを聞くあたり 2人の共通点を見たような気がした。 初老の男とその姉との会話も、深いものが あった。いいシーンだったな、とっても。 これは、お勧めです。 他人の人生に一度でも、憧れを抱いた 事がある人なら、共感できるでしょう。 「L' HOMME DU TRAIN」 列車に乗った男 2002年 フランス 監督パトリス・ルコント お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.15 21:05:45
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