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2007.08.02
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スマイル昨夜から、WOWOWでフランスコメディ系映画の特集を
 している。フランスのコメディはあまりみた事がないので、
 好奇心旺盛でちょっと覗いてみた。

 意外と凝ったお話、ストレートに笑えるという類のものでは
 なく、考えさせられるユーモアだった。
 人間性を浮き彫りにするあたり、なかなか見ごたえがある
 ストーリーだったかも。

 かちんこ奇人達の晩餐会
 1998年 フランス 監督フランシス・ヴェベール
 出演  ジャック・ヴィルレ 、ティエリー・レルミット

 あらすじ ↓
 出版会社を経営するプロシャンの大の楽しみといえば・・
 週一回仲間内で開かれる晩餐会。
 巷で馬鹿モノと思われる人間を、友人らがスカウトし、
 晩餐会に招待し、誰が馬鹿キングかを決めて喜ぶという
 かなりの悪趣味。
 今宵も、プロシャンの友人が強烈な税務局勤めの男を
 晩餐会に招待したのだが・・・・

 感想 ↓ 
 これは、なかなか面白かった。
 なんて酷い会を催すのだろう!と思いながらも、
 招待された税務局員のビニョンという男は、
 見るからにずんぐりむっくりで、行動も多少いらいら
 させるところがあり、観ているこちら側の悪戯心にも
 火をつけてしまうところがある。

 決して、最初から同情させないような創り方は
 うまいな~ と思える。

 しかし、お話が進むうちに、主人公の男性が嫌な奴に
 思えてきて、馬鹿を笑いものにするという根性に
 こちら側の良心が反撃したくなる。

 そして、思惑通り、徐々に主人公は、酷い目にあって
 しまうのだが・・・・

 ラストは、意外と考えさせられる。
 コメディ映画なのだろうが、ちょっとホロッともくる。

 なかなか見ごたえのあるシュールな笑いの作品だった。
 いつもと違うユーモアの映画を観たい人には、
 お勧めです。
 
 





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最終更新日  2007.08.02 23:52:02
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