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テーマ:TVで観た映画(3920)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
昨夜から、WOWOWでフランスコメディ系映画の特集を
している。フランスのコメディはあまりみた事がないので、 好奇心旺盛でちょっと覗いてみた。 意外と凝ったお話、ストレートに笑えるという類のものでは なく、考えさせられるユーモアだった。 人間性を浮き彫りにするあたり、なかなか見ごたえがある ストーリーだったかも。 奇人達の晩餐会 1998年 フランス 監督フランシス・ヴェベール 出演 ジャック・ヴィルレ 、ティエリー・レルミット あらすじ ↓ 出版会社を経営するプロシャンの大の楽しみといえば・・ 週一回仲間内で開かれる晩餐会。 巷で馬鹿モノと思われる人間を、友人らがスカウトし、 晩餐会に招待し、誰が馬鹿キングかを決めて喜ぶという かなりの悪趣味。 今宵も、プロシャンの友人が強烈な税務局勤めの男を 晩餐会に招待したのだが・・・・ 感想 ↓ これは、なかなか面白かった。 なんて酷い会を催すのだろう!と思いながらも、 招待された税務局員のビニョンという男は、 見るからにずんぐりむっくりで、行動も多少いらいら させるところがあり、観ているこちら側の悪戯心にも 火をつけてしまうところがある。 決して、最初から同情させないような創り方は うまいな~ と思える。 しかし、お話が進むうちに、主人公の男性が嫌な奴に 思えてきて、馬鹿を笑いものにするという根性に こちら側の良心が反撃したくなる。 そして、思惑通り、徐々に主人公は、酷い目にあって しまうのだが・・・・ ラストは、意外と考えさせられる。 コメディ映画なのだろうが、ちょっとホロッともくる。 なかなか見ごたえのあるシュールな笑いの作品だった。 いつもと違うユーモアの映画を観たい人には、 お勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.02 23:52:02
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