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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
いつも遊びに伺う陽まわりさんのお勧め映画
バティニョールおじさんがやっとこさ、DISCASより到着。 主役でいて監督のジェラール・ジュニョーはコーラスで マチュー先生を熱演し、私たちの涙を誘った演技派! バティニョールおじさん 2002年 フランス あらすじ ↓ 1942年のパリ、ナチスの占領下。 惣菜店を営むバティニョールは、娘の婚約者の密告に より捕らえられてしまう、隣人のユダヤ人一家を 目の当たりにする・・・・ 感想 ↓ このジェラール・ジュニョーには、やはり子どもがよく 似合う。時代が時代なだけに、幸せそうな子どもという 訳にはいかないけれど、コーラスでもそうだったが 子ども達を助ける助っ人っぽい雰囲気を、根っから持って いる人なんだろう! 偽善でもなく、自分が密告者と疑われることは嫌だし、 本当は面倒は嫌いなのに・・ それでも何の因果か、子ども達と関わらなければならなく なってしまう様子には、運の悪いおじさんの哀愁が 漂っていて、やや気の毒にもなった。 ちょっとおナマな、男の子もとっても可愛い。 映画の中でウサギを食用の為に処理する シーンがあるのだが・・ かなり強烈、うぅぅ的。 考えてみれば映画「バベル」でも鶏を絞める シーンがあった。こういうシーンを逆に直視 しなくてはいけないのかもと感じた。 私達の食は常にこういう犠牲の上に成り立って いるのだから。 結果的には、何人かの子ども達の為に奔走 する姿は、真の人間味を垣間見るようで感動出来る。 何だって構わない、救われる子ども達がいたという ことだけは何にも変えられない素晴らしい 行いなのだから。 地味ながら、良い作品でした。 お勧めしてくれた、陽まわりさんありがとう~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.03 09:49:41
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