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テーマ:最近観た映画。(40148)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
クリスマスも終わってしまいましたね。
いよいよ、重い腰を上げて大掃除へと方向転換ですが・・ なんだかんだ言いながら、なかなか掃除は進まず~です。 そんなときはやはり映画でしょうかね? Gyao17日目、本日鑑賞した映画は R指定ですが、それほどいやらしいものではありません。 描き方がストレートなだけです。 薬指の標本 2004年 フランス 監督 ディアーヌ・ベルトラン 出演 オルガ・キュリレンコ他 あらすじ ↓ 『博士の愛した数式』の原作者、小川洋子による同名小説を フランス人監督のディアーヌ・ベルトランが映画化。 主演はウクライナ出身のモデル、オルガ・キュリレンコ。 飲料工場で働いていた際に、薬指の先を切り落としてしまった 21歳の少女イリス(オルガ・キュリレンコ)は、 事故をきっかけに仕事を辞め、知人のいない港町へ引っ越した。 そして、森の中にあるアパートで、標本技術士(マルク・バルベ) と出会い、彼の勧めで彼とともに働き始めるが・・・ Yahoo映画より抜粋 感想 ↓ 最初から最後まで、幻想的な捉え方が際立つ映画。 美しい主人公と怪しい標本技師。 過去にとらわれる人々の負担を軽くするために、 彼らの思い出の品を標本にすることを生業とする技師。 美しいシーンの1コマ1コマが重なっていくような 創りの映画だ。 主人公が技師に心を捕らわれていくのと同時進行的に 見ているこちら側もこの映画に囚われていくような 不思議な感覚が交差しながら、物語はゆるりと 進んでいく。 港の町並みは少し無機質っぽい雰囲気にも映るが、 全てが絵のように、美しい映画だった。 なかなか不思議な映画。芸術的な気分に浸れるかも? 主人公の博士への想い、同室だがすれ違いの男性への想い とストーリーがパラレルな部分もあり、 好奇心を掻き立てられるシーンもあり、個人的には 楽しめたし、お気に入りの映画の位置に。 じっくりと、超不思議な空間を味わいたい方、 幻想的な雰囲気に浸りたいときにはお勧めです。 でも、R指定ですので、お気をつけを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.26 19:11:48
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