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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
癒しのある風景、色彩・・
記憶の片隅にあるオランダ色って・・ 童話的な美しさがある。 そういえば、ミッフィーちゃんの作者もオランダ人 珍しく、合作ではない純正オランダ制作の映画を見た。 「マゴニア」 2001年 オランダ 監督 イネケ・スミツ 出演 ウィレム・フォーフト他 あらすじ ↓ アルチュール・ジャピンが96年に発表した短篇小説 「マゴニア・ストーリーズ」を脚色して映画化した作品。 「マゴニア」とは、古くからヨーロッパに伝わる想像上の世界で 天空に浮かぶ船の形をしているともいわれる。 父親が息子に聞かせるお話。 1つ、2つ、そして3つ目で物語も映画も完結する。 あらすじ ↓ 3本とも、とにかく映像が美しい。 マゴニアってこういうところ?と連想させるような 空の色、風の動き、光の輝きは絵本の世界へ 誘ってくれる。 3つのお話の中でキーワードとされているのは、希望。 1作目の歌えなくなった師を背負い、礼拝所の 階段を毎日、毎日登る青年のお話は 希望という明の響きとは裏腹に、時には残酷さを みせる希望という暗の部分を感じ、とても切ない。 個人的には、1作目がとっても好き。 3作通して、摩訶不思議な気分を伴うけれど、 最後までみると、それらの感覚が・・変化して 天空のマゴニアを垣間見れたような気持ちになる。 圧倒的な映像の美しさと、不思議な世界観を感じ られたので、見て良かった。 途中・・もしかしたら眠くなるかも?だが、 間をあけても最後まで見て欲しい。 おっと、それと、これは大人の絵本~かも? しれないので、お子様には不向きかな。 なんとなく良い映画。 そういう言葉がぴったりな映画だと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.27 23:10:25
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