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テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:ドイツ・ヨーロッパ映画
Discasの2月分は既に見切ってしまったので、
久々にGyaO21日目。 あなたが、余命3ヶ月と言われたとしたら・・ 何をするだろうか? 自分を見つめなおすことが出来るか? 「ぼくを葬る(おくる)」 2005年 フランス 監督 フランソワ・オゾン 出演 メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モローほか あらすじ ↓ 命3か月と宣告された31歳のフォトグラファーが、 死に直面し自分自身を見つめ直す・・・・ 感想 ↓ 映像がオゾン監督「2人の5つの分かれ路」。 やはりゆったりとしていて、きめ細やかな描写。 余命3ヶ月という、残り僅かな時間のやり切れなさと 独特な圧迫感が、主演のメルヴィル・プポーの繊細でいて 怠惰的な演技によって、一息ごとに増していく感じ。 しかしそれと同時に、それまでのしがらみからの 開放も感じられる。 彼の好演があってこそ完成した映画。 3ヶ月というと、はかなくも短いが・・・ 孤独で生きるには、長すぎる時間なのかもしれない。 主人公がゲイということもあり、男性同士のシーンも あるので、ちょっとひいてしまうか?とも思えたが、 嫌な感じには描かれていなくて、普通のカップルのごく 自然体な描写と思えるのは、やはり主演のメルヴィルの ナチュラルな美しさ故かな・・・ エリック・バナをもっと中性的にしたような美形↓メルヴィル 最初のフォトグラファーな風貌から、 子どもの頃のように、消え入りそうな細い体に なってしまうほどの役作り感が見てとれる メルヴィルの演技は、見事。 ジャンヌ・モローとの会話のシーンも胸に迫る。 生きとし生けるものすべてに、いつか死は訪れる。 やるせないけれど、向き合わなければならない テーマなんだろうな・・・ でも、やっぱり~自分だったら宣告って嫌だな・・ できれば、カラオケで歌っている最中にバッタリと いきたいものだ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.24 10:55:29
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