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2008.07.14
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犬昔からよく言いますね、子どもや動物が主役だと、それだけで泣けちゃうって・・・

 なんでなんだろう~ 利害のない様子が子役や動物から感じられるからか?
 母性本能か?そんな気持ちを込めて見ると、やっぱり泣けちゃうかもしれませんね。

 かちんこ「オリバー・ツイスト」
 2005年 イギリス/チェコ/フランス/イタリア
 監督  ロマン・ポランスキー
 出演  バーニー・クラーク、ベン・キングズレー ほか
    

 四つ葉あらすじ ↓
 ロマン・ポランスキーがチャールズ・ディケンズの名作を映画化。
 戦争の中で運命をもて遊ばれていく健気な少年の感動物語。
 主演のオリバー・ツイスト役にはオーディションで選ばれた12歳のバーニー・クラーク。
  オリバー・ツイスト
 ↑大きくなったら、クリスチャン・ベイルになりそうなお顔。
 
 感想 ↓
 少し前に見た「奇跡のシンフォニー」が現代版オリバーツイストという噂だったので、
 ディケンズの原作がどうこうというより、映画版でオリバーも見たかった訳ですが、
 偶然にも数日前にBSで深夜、放送しました。

 救貧院で育った少年が葬儀屋での仕事を世話されるが、同僚(子ども)のイジメにあい、
 そこを飛び出しロンドンに向かうというお話・・
 そしてロンドンでコソ泥を生業としている少年と出会い、その子の案内で元締めのところへ・・・
 あっ、確かにここいらへんまでの描き方と助けてくれる子どもと
 奇天烈というか不気味な元締めの描き方は「奇跡のシンフォニー」と一緒です。

 
 あとは・・・奇跡の度合いが違うっていうことかな。それとこちらには、
 ジョナサン級のイケメンは出ていません。(笑)

 個人的に感じたいっちばんの大きな違いは・・
 子役の演技。既にベテランの領域に入ったと思われる「奇跡~」のフレディ君、多少鼻に
 つくところ、ありました、玄人っぽくって。(でも、映画「奇跡~」は大好きですよ。)

 しかし、このバーニー君はオリバー役が初作というだけあって
 みずみずしさとちょうど良い感じの素人っぽさがあります。
 まぁ、好みと言われちゃそれまでですが・・・(笑) 

 ベン・キングスレーが強烈です。サーの称号を持ちながらも19世紀のロンドンで
 欲に支配されたフェイギンを恐ろしげ、ややコミカルに演じています。
 さすがの演技力、哀れさまでも感じさせる彼の存在感にはタジタジです。

 そういえば、このオリバーのDVDのジャケットって・・同監督作の
 「戦場のピアニスト」のジャケに似ていませんか?
 どうやら、日本だけのようですねこれらのジャケット。意識している感がミエミエです。
 悪くはないと思いますが。  
  

 色々な意味で楽しませてもらいました。
 19世紀のやや小汚いロンドンの街並みを見るのも楽しかったです。

 なかなかの良作だと思います。
 バーニー君の瞳には・・予想通り泣かされましたけど~

 あなたの好きな思い出の子役って、誰ですか?
 





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最終更新日  2008.07.14 13:46:15
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