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テーマ:TVで観た映画(3917)
カテゴリ:好きな映画・・女優系
家計は火の車・・そんな状況であなたの大切な人が難病に・・
色々と考えさせられるお話でもあり、癒しもありました。R-15ですが、オススメの一本です。 「やわらかい手」 2007年 ベルギー、ルクセンブルグ、フランス、ドイツ、イギリス 監督 サム・ガルバルスキ 出演 マリアンヌ・フェイスフルほか あらすじ ↓ ロンドン郊外に暮らす平凡な主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、 難病の孫の医療費を稼ぐ必要に迫られていた。 偶然に、とあるショップの“接客係募集”の張り紙を見つけた彼女は面接を受け、 採用されるのだが・・・ 感想 ↓ 映画から受けるイメージとは裏腹に、秀作の香りがする映画です。 真の健全さとは、何か?ということをマギーの上辺だけの友人との語りの中から 気づかされ、マギーの選んだ職、その職場での同僚やオーナーとの出会いからは どの道にもプロといわれる匠が存在するということを実感します。 マギーの選択は、孫を救うという強い決断の上に成り立っているので、仕事は大声では 言えないだろう類のものですが・・・ むしろ清清しくも感じられるほどの仕事ぶりだと思えました。 職業病に悩まされながらも奮闘する彼女には、思わずホロッときてしまいます。 難病のオーリーを抱え、始終イライラ~な もう限界ギリギリのオーリーの母親の マギーに対する変化が・・・・ 私たちが感じる思いのすべてを、母親としての立場を含めて 一番近い気持ちで代弁しているのではないかと感じられました。 内緒は内緒にしておかないとね!! なんてったって、イリーナ(マギー)を求め行列するのには訳があるのですから~ 素晴らしい映画だと思います。 マギーの職だけでなく、人間に対する真摯な姿勢が 真にピュアなものを引きつけたと 思えるラストは素晴らしいです。オススメですよ。 ひとつ気になったのは、客はコイン1枚を投入。 10と書いてあったので10ポンドってことかな?それだと、1回1300円くらい。 渡航費用など孫のために必要な6000ポンドは約830,000円。 店の儲けも考えたとして、いったい彼女は一日に何回・・ 本当にご苦労様です。それは職業病にもなるよねぇ~ もう、それだけでも感嘆に値するのではないでしょうか? 見ることが出来て良かったです。大人の方には強くオススメしたい映画です。 先入観を捨てて見てくださいね。 Nobubuの映画カウンター2009 1/1より今日まで15本 後日レビュー予定 「二十日鼠と人間」「こわれゆく世界の中で」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.08 20:21:22
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