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カテゴリ:アメリカ映画
ビリー・ワイルダー監督の1944年の作品。
ビリー・ワイルダーと言えば、コメディタッチの作品のイメージが強いのだが、これはサスペンスもの。 深夜の保険会社に、腕利き保険勧誘員のウォルターがよろめきながら入ってくる。上司のキースにあててテープレコーダーに向かい話し始めた内容は、自分の罪を告白するものだった。 ある日訪れた家で、フィリスという女性と出会う。フィリスは、夫に保険金をかけて殺すつもりらしい。協力を迫られるウォルターだが断り、もしそんな事をしたらどうなるかをフィリスに言って聞かせその計画を諦めさせようとする。しかし、いつのまにかフィリスの魅力にとりつかれたウォルターは… フィリスは最初は、美人で上品な良いとこの奥様風なのだが妖しいい魅力に包まれた悪女だったのだ。腕利き社員のウォルターもまんまと彼女の魅力にはまってしまい、殺人に荷担する事になってしまう。彼女の途中からの変わりようがなんとも不気味。女は怖い! 昔の映画にはよくあるが、音楽が絶えず流れて特にクライマックスの所なんか劇的な盛りあがりの音が流れる。「わあー、今から何かが起こるぞ-!」って言う感じに。 キースが途中から謎を解き始めそれに慌てるウォルター。もう、あせってあせって、まさかそんな風に、という結末なのだが、殺し方もアリバイの作り方も60年前のサスペンス、結構楽しめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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