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テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:アメリカ映画
久しぶりに観た。公開当時に観て以来なので20年ぶり位かな。
当時、この映画はジョディ・フォスター、ロブ・ロウ、ナスターシャ・キンスキーなどの若手人気俳優達が出ていると話題で、すごく楽しみにして観に行った。しかし、当時の私、自分の予想していた話とはちょっと違ったストーリーや、映画の進行に「?」の思いが強かったのだが、観終わったときに釈然としないという思いと同時にすっきりとした感覚があったのを覚えている。 今回はBSで放送したのを録画して観た。 ウィン・ベリーとメアリー夫婦には5人の子供がいる。ウィンは若い頃メアリーとアルバイトをしていたホテルに熊がいたことから、自分もいつか熊のいるホテルを持ちたいと夢見ていた。 そんなある日、メアリーの廃校になった母校を買い取ってホテルにする事が決まった。”ホテル・ニューハンプシャー”だ。 子供達もこのホテルで成長していくが、ハロウィーンの夜、長女のフラニーがレイプされ、次に祖父が死に、そして不幸は続き、その後幸せが訪れるが、叉もや不幸が… レイプ、同性愛、近親相姦、テロリスト、娼婦、自殺、事故死と、ありとあらゆる事が起こり目まぐるしく時は流れていく。 家族の悲惨な事故死にも、あまり落胆した様子はうかがわれずみんな前向きに生きているようだ。レイプされたフラニーも一見逞しく過ごし、家族も淡々としているように見える。フジTVの名作ドラマ『ひとつ屋根の下』とは随分違う。(でも、内心は同じかな?) ちょっと風変わりな家族の悲惨だが、前向きに生きようとする物語。今回改めて観て、笑ってしまう個所もあったしつっこみたくなる個所もあったが、やっぱりラストは一握りのすっきり感が残った。でもそれは『ショーシャンクの空に』とは違うすっきり感なのだ。上手く言えないけど、どこかに一抹の哀しさが残るような。 すっきり感、爽快感のある映画というとすぐに、『ショーシャンクの空に』を例に出してしまう私… 原作は読んでいないけど、原作が大好きだと言う人は多い。 この作品のジョディー・フォスターとナスターシャ・キンスキーは、やっぱり光ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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