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カテゴリ:アメリカ映画
SIMONE
2002年 監督、脚本:アンドリュー・ニコル 出演:アル・パチーノ、キャサリン・キーサー、レイチェル・ロバーツ ビクター・タランスキーは落ち目の映画監督。元妻は映画制作会社のトップ。なかなかヒット作の出ないタランスキーの元に、CG女優を作るソフトを開発したとハンクと名乗る男がやって来た。やがてハンクは死にそのソフトはタランスキーのもとに。そして彼は完璧な美貌と演技の優れたシモーヌという女優を完成させる。 世界中でシモーヌの人気は爆発し映画はヒットする。はじめは2作目をとり終えた所でシモーヌはCG女優だと言う事を発表するつもりでいたタランスキーだったが、あまりの人気でその機を逃がし、実在しないシモーヌを操るのに必死。 あり得ない話しだと一笑出来ないような昨今のコンピューター技術。 シモーヌの秘密を知っているのは既に死んでしまったソフトの開発者ハンクとタランスキーだけ。タランスキー役のアル・パチーノ。彼のコメディタッチの作品は珍しいと思うけど、シモーヌの秘密を守る為に四苦八苦する様子がおかしい。どんどん疲れ果て、挙句の果てにとんでもない濡れ衣を着せられてしまう。こういうアル・パチーノも面白い。 ラストの方の展開はもうちょっとひねりがあってもいいのかも、とも思うが、あの終わりだとその先は大変な目に会う人達がもっと増えていく事になる。 ウィノナ・ライダーがほんのちょっとだけ出てるけど、そのちょっとの中で充分に演技力を披露してくれた。 ただちょっと残念なのは、ものすごい魅力的な美女のシモーヌが私にはちっとも魅力的でも美人にも思えなかった事。だからいまいちこの作品に没頭できなかった気がする。 アメリカ人にはあの手の顔が受けるのかなぁ…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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