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カテゴリ:アメリカ映画
THE NEGOTIATOR
1998年 監督:F・ゲーリー・グレイ 脚本:ジェームズ・デモナコ 出演:サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー、ジョン・スペンサー、 デビッド・モース 以前から何度も、面白いから観て、と言われていたのにいつも観逃がしていた作品なのだが、先日のテレビ放送でやっと観る事が出来た。さすがにすすめられただけあって最初から最後まで息をのむ展開。 シカゴ警察の凄腕交渉人のダニーは、相棒のネイサンから警察の年金基金が盗まれ、それに内務捜査官が関わっていると聞かされる。ダニーは呼び出された場所に行くとネイサンは殺されており、その殺人の容疑がかかってしまう。自分は殺していないといくら言っても、叉ネイサンから聞いた事を言っても仲間の警察官の誰も信じてはくれず、ダニーは内務局へ行き内務局のボス、ニーバウムやそこに居合わせた者達を人質に取って立てこもってしまう。 内部の者は信じられないので、ダニーは他の地区から同じ交渉人のセイビアンを指名して交渉が始まっていく。 人質を取って立てこもるなんて、何てバカな事をするんだろう、そんな事しても自分の無実の証明にはならないのに。最初から驚くような展開が繰り広げられる。でも、内部に犯人がいる、そしてそれが誰だかわからない。裁判になっても自分に勝ち目はないとわかれば最後の手段があれだったのだろうか。 途中パニックに陥りそうなのだが、さすが交渉人、ダニーは焦ってそうに見えても実は深いところではとても冷静だった。私も途中騙されてしまった。 一方セイビアンもトップ交渉人。最初は自分の仕事は人質を助け出す事、きみに同情はしないとダニーに言い放つが、緊迫の中の二人の交渉を続ける中で最後のほうは友情らしきものも芽生えてそうな雰囲気。 時間が経過するごとにみんなが怪しく思えてくる。なるほど、これではダニーも普通にやってはダメだと思ったのもわかる気もするが…。 先の見えない緊張感、犯人捜し、そして「ノー」と言ってはならない交渉術などおおいに楽しむ事が出来た。 この作品がなかったらユースケ・サンタマリア主演の映画も生まれていなかったかも。 (ユースケの映画は面白いのか???) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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