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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
SAY ANYTHING
1989年 監督、脚本:キャメロン・クロウ 出演:ジョン・キューザック、アイオン・スカイ キック・ボクシングが大好きな若者ロイドは平凡な高校生。高校卒業後の進路も決めていない。そんな彼が恋した相手は学校一の秀才で美人のダイアン。誰もが高嶺の花だと思う相手にロイドは卒業パーティへ誘い、ダイアンも承諾する。 ダイアンには奨学金で英国留学も決まっているが、次第に親しくなっていくロイドとダイアン。ロイドは彼女が英国へ経つまで少しでも長く一緒にいたいと思っている。 平凡なんだけど、ギラギラしたものがなくさりげない優しさをもっているロイド。ジョン・キューザックはまだ若くお肌ツルツルで、とてもいい感じにロイドを演じている。 同じレストランでたまたま隣のテーブルだったというだけでこの高嶺の花に想いを寄せたロイド。あまりに優等生ゆえに同級生から敬遠されていると言うことも自分でわかっていたダイアン。何せ親友が父親なのだから。そこまで父親に話す?っていう事でも話してしまうからやっぱり親友なのかしら? でも、ロイドを通じて同級生からも少し理解を得られたようだし、叉そんな彼らを通してロイドの魅力もわかってきた彼女。 周りからは不似合いなカップルに見える二人。父親だって「何でお前があんな平凡な男と!」と思っているんだけど、ダイアンには彼のほんのちょっとした優しさがものすごく心に響いてしまってるんだなあ。道路のガラスに気をつけてって言われただけでグッときたんだから。ただ、ロイドは本当に計算じゃなくて普通にそんな青年。 ウーン、青春だね。 これキャメロン・クロウ監督の作品なんだ。 父親の脱税疑惑とかもからんでただ好きの嫌いのと言ってられなくなるんだけど、ラストは好きだという気持ちだけで一緒に行ってしまうから。若いっていいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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