|
テーマ:おすすめ映画(4068)
カテゴリ:アメリカ映画
≪元妻に再婚相手を紹介する元旦那。その心は…≫
あまり期待はしてませんでした。 でも観終わってなんだかニヤニヤ(?)してました。 ニューヨークで育ったガスは電気技師をしている。幼なじみのリーと結婚したが彼女は家庭に縛られるのはイヤ、大学で勉強したいとガスの元を離れて現在はアルバイトをしながら大学に通っている。大学教授のトムとは不倫関係。 一方ガスには看護師の恋人リタがいる。 ある日、仕事仲間5人で廃墟になったボウリング場を再建して一儲けしようという話しがもちあがる。しかしリーへ慰謝料を払っていてガスには資金がない。リーが再婚すれば慰謝料を払わないで済むと知った仲間たちは、リーに再婚相手を紹介すればいいと提案する。その話しに乗ったガスは彼女に「最高の恋人を紹介するよ」と言い出すが… 結局なんだかんだ言って元妻が気になるわけです。元妻も元夫が気になるのです。 まあハッピーエンドなんだけど、元夫婦がよりを戻してそのままうまくいくかどうかは?だけど… ストーリー的には本人達はいいかもしれないけど、巻き込まれた人達はちょっとかわいそう。薬剤師の彼も良い人だったし、ガスの彼女のリタなんて…彼女には幸せになって欲しいわ。 でもそんな事があってもこの映画を好きなのはチョットしたいろんな場面。 ニューヨークの下町っぽい風景やリーが働く植物園。日本庭園も美しかった。 リーの家の周りの雰囲気とかもすごくステキ。 ガスが一生懸命覚えたラテン語の植物名を言う所や、あと一番印象に残っているのは何故か、ガスがリーの家の玄関先の街灯の球を「こんな所が暗いと危険だ」ってさりげなく言って取り替えてあげるところ。なんかいいなあ~。 パーティで歌われた"I Say A Little Prayer"でしたっけ?あの曲大好きなんであれも良かった。 マット・ディロンも若い頃からやってるなあ。この映画でのマットは好きです。 そして最後のシーンはステキです。だからにやけてしまったのです。 監督は名作、ヒット作を生んでいるアンソニー・ミンゲラ。彼の初期というのでしょうか、『イングリッシュ・ペイシェント』より以前の作品です。 1993年 MR.WONDERFUL 監督:アンソニー・ミンゲラ 脚本:エイミー・スコア、ヴィッキー・ボロン、アンソニー・ミンゲラ 出演:マット・ディロン、アナベラ・シオラ、メアリー・ルイーズ・パーカー、ウィリアム・ハート お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|