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カテゴリ:アメリカ映画
≪頑固な一人暮しの女性が思わぬ姪の出現により、少しずつやさしくなり、幸せを取り戻すハッピー・ストーリー≫
トラヴィスの母親は歌手で、アメリカ国内をあちこち旅しながら歌っている。今回はオーディションで家を空けなくてはならなくなり、トラヴィスは南部の町に一人で暮らしている大おばレティの家で預かってもらう事になった。 レティは大きな農場を経営し大きな家に一人で住んでいる。あまり外に出ることも無く友人達とのたまにするマージャンが唯一の楽しみ。 トラヴィスの母親アリソンは十代で家を飛び出しレティとは長い間疎遠になっていて、レティはアリソンに子供が娘がいたことも全く知らなかった。 実はアリソンの親は彼女が子供の頃に亡くなって、おばのレティが母親代わりに愛情を持って育ててくれたのですが、高校を卒業もせず男性と一緒に家を出て一度も帰って来ていません。 レティはトラヴィスにもあまり深入りせず、厳しく接します。トラヴィスは一生懸命レティに近づこうと努力しますが、レティはそれを拒絶するのです。 自分が愛していたものが次々と亡くなったりいなくなったりした経験から、人と密に付き合う事を好まなくなっていたのでした。 トラヴィスは明るくおませな女のこですが、母親と逢えないのは寂しくてたまりません。おまけにレティおばさんは家族の一員という感じを持てる人ではないのです。 ただトラヴィスにはレティの家の下僕のアイザイアとその母親ローズが見方で、彼らからいろんな事を学び、彼らの家族の温かさを知ることになります。 アイザイアやローズのアドバイスを受けたりしながらレティも少しずつトラヴィスに近づいてきます。 ごくごくありがちなストーリーですが、トラヴィス演じるホリストンがおしゃまで可愛らしいですし、アイザイアの優しさや思いやりがとても印象に残っています。 レティおばさんよりもアイザイアとの交流をメインにした映画という気がします。 レティの昔の恋人役でバート・レイノルズが出ています。 レティをどこかで見た事あると思っていたら普通の人々の母親役だったメアリー・タイラー・ムーア。面影はあるけど年取りましたね。今回もちょっと頑固な女性の役でした。 いかにも南部という感じの太陽の輝きや大きな家とのんびりしたムードがとてもよく、ほのぼのとする作品でした。 MISS LETTIE AND ME 2002年 監督:イアン・バリー 脚本:ダレン・ヤング 出演:ホリストン・コールマン、メアリー・タイラー・ムーア、チャーリー・ロビンソン、バート・レイノルズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.10 23:17:20
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