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カテゴリ:アメリカ映画
≪オードリー主演のお馴染みシンデレラ・ストーリー≫
大富豪ララビー家の運転手の娘サブリナは、ララビー家の次男プレイボーイのデイビッドに子供の頃から片想い。でもちっとも相手にされない。心配した父親はサブリナを2年間パリの料理学校へ通わせる事にする。 2年間のパリ生活ですっかり垢抜けて帰ってきたサブリナにデイビッドは夢中になる。そして、ララビー家の長男、仕事一筋で堅物のライナスまで次第に彼女に惹かれていく。 ビリー・ワイルダー監督作品ですが、おしゃれで、その後の全てのラブコメディの基本ともなる映画だと言っては言い過ぎでしょうか。 チョットしたネタが随所に見られ、気の利いたセリフがたくさん。 サブリナの父親がデイビッドを想うサブリナに「月に手をのばすようなものだ」というシーンがあります。ララビー家のパーティをいつも木の上から眺めていたサブリナにとっては、デイビッドの存在はまさに月ほど遠く。でも、その月が向こうから手をのばしてきたのです。 この映画でサブリナパンツという呼び名が出来たのですよね。サブリナパンツはもちろんですが、パーティーで着たあのドレスも見事ながら、オードリーの背筋のピンと伸びた着こなしはさすがです。 オードリーの初期の作品は若い彼女に対して相手役はかなりおじさまの面々。 ここでも結局サブリナはライナスの方にいくのですが、ウ~ン、ライナスはそんなに魅力があったのかしら? 浮気なデイビッドよりもライナスの方が誠実でいいかもしれないけど、オードリーにはボギーはあまりにもおじさん過ぎて…親子に見えなくもない。 脇のキャラクターもとても個性的で、ララビー家の父親やパリの料理学校の先生がおかしくて好きでした。デイビッドもお茶目で愛すべきキャラです。私はライナスよりデイビッドの方が魅力的に感じました。 努力して美しく魅力的な女性になったサブリナ。何事も努力無しでは成し得ないってことですね。 SABRINA 1954年 監督/脚本:ビリー・ワイルダー 出演:オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガード、ウィリアム・ホールデン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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