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カテゴリ:アメリカ映画
≪おいしい生活、自分のものにする為には知恵や経験が必要です≫
久々の日記です。 あっちこっち行ったり来たり、忙しい日々を送ってました。 夏は忙しいです。 久しぶりの映画日記は何にしようかと思いましたが、まだこのウディ・アレンの作品の事を書いてませんでしたね。 何だか冴えない元ギャングのアレン。彼は仲間たちと銀行強盗を計画している。銀行の近くの空き家を借りてそこの地下から銀行へと穴を掘って強盗しようと言う計画だ。そしてその上はカムフラージュでクッキー店をアレンの妻トレイシー・ウルマンにさせようとしているのだ。渋々ながらもその計画に賛同したトレイシーだが意外にもクッキー店は大繁盛。たちまち街で話題の店となる。そこでしょぼい銀行強盗の計画を諦め、アレンはクッキー店の社長になり大金持ちに。そして、トレイシーは本格的に社交界入りを目指し始めるが… タイトルロールで流れる音楽は'40年代を彷彿とさせ、アレンの40年代好きが伺えます。多いですよね、彼の作品。でも本作品は現代のニューヨークが舞台です。 相変わらず台詞は多いですが、全体に散りばめられたギャグに思わず「クスッ」としてしまいます。 穴を掘る時のおかしな台詞、成り上がってからのトレイシーのトンチンカンな台詞。さすがにアレンの脚本の面白さです。そしてトレイシーや仲間たちが表現するのが上手い。ヒュー・グラント相手にトンチンカンな事を言うところなんて最高。 アレンがメイとパーティで宝石を盗むシーンも、まったくドジでおかしいです。 ダメ亭主のアレンと上昇志向の強い妻。噛み合わなくなってきた2人だけど、結局いいコンビなんですよね。ほのぼのしてしまいました。 シニカルなコメディをお得意とするアレンですが、これはアレン作品をあまり得意としない方でも面白く観られる映画ではないでしょうか。 SMALL TIME CROOKS 2000年 監督/脚本:ウディ・アレン 出演:ウディ・アレン、トレイシー・ウルマン、ヒュー・グラント、エレイン・メイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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