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カテゴリ:アメリカ映画
≪婚約者の親がマフィアだったら…≫
この映画のことあまり知らなかったんだけど、いや~、面白かった!結構笑いのつぼにはまってしまいました。 ニューヨークのオークションハウスに勤める真面目なイギリス青年マイケルは恋人のジーナにプロポーズする。しかし彼女はマイケルを愛してはいるもののプロポーズを断ってしまう。実は彼女の父親はマフィアの一員で、マイケルにマフィアとの関わりを持たせてしまうかもしれないと恐れたのだった。何があっても大丈夫と熱心にジーナを説得しふたりは婚約。しかし、やはり組織がらみの災難が次々とマイケルを襲う… ヒューとマフィアの組み合わせってちょっと意外ですが、これが実に面白かったです。災難に巻き込まれ結構ブラックな面があるのですが、ここでヒューお得意の(?)オタオタした様子がおかしくて。 ジーナの父親役のマイケル・カーンが『ゴッドファーザー』でコルレオーネ家の長男の時はあんなに暴れん坊だったのに、すっかり老けておとなしくなっちゃってマフィアっぽくない、でもその代わりと言ってはなんですが、脇を固めるマフィアの面々がいかにも本当っぽくてそれが又面白い。 イギリス訛りのあるマイケルに、フランクがイタリア訛りを教えるシーンやマイケルと社長のトイレのシーンは思いっきり笑えます。それからちょっと『ゴッドファーザー』をパクッてる所も面白い。 個人的には、正直トリプルホーンがあまりきれいでなかったのが残念だけど、でもそれなりにイタリア系の女性の雰囲気と、鼻っ柱の強い演技はあってました。他の俳優はそれぞれの持ち味が巧く引き出されて最高でしたし。 途中は結構ハラハラさせられる、ちょっと荒唐無稽な感はあるけれど大爆笑とはいかないまでも細かいところまで計算された笑いの連続のコメディー。 ヒューの例のちょっと頼りなさげな部分と、とっても頼もしい部分と両方観られるお得な作品でした。 邦題の意味は…ちょっとわかりませんでしたが。 MICKEY BULE BYES 1999年 監督:ケリーメイキン 脚本:アダム・シェインマン、ロバート・カーン 出演:ヒュー・グラント、ジェームズ・カーン、ジーン・トリプルホーン、バート・ヤング、ジェームズ・フォックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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