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カテゴリ:アメリカ映画
≪第六感、無くてもいいです≫
この間テレビで『ヴィレッジ』を放送してたので録画しましたがまだ観ていません。『ヴィレッジ』の監督は、M・ナイト・シャマラン。シャマラン監督と言えば『シックス・センス』です。 精神科医のブルース・ウィリスは元患者から撃たれる。彼の治療に問題があったという思いから撃たれて一年後復帰した彼は、元患者と同じような症状の心を閉ざした少年ハーレイ・ジョエル・オスメントに出会う。彼には第六感、-死者が見えるー という能力があった。 自分の母親にも幽霊の事を打ち明けられず、友達からは変な風に思われて苦しんでいるハーレイとブルースは次第に心を通わせて、ハーレイの秘密が次々とわかってきます。 "ラストは決して人に言わないでください” CMとかで流れるのはすごい形相の女の子とおどろおどろしい音楽でてっきりホラーだと思いつつも、普通のホラーとは違いそうなので観に行ったんですが、ほんっと、騙されました。 最後の最後で「エーッ!ア~…、そうか…、そう言えばあのシーン…」というよに驚きの大どんでん返しでしたね。 一緒に観た妹なんて結局観てるときは分からなかったみたいで、その後お茶しながら説明したら納得してましたが。 確かに恐ろしい場面もあるのですが、この作品はもっと深いです。親子、夫婦の愛、伝えたくても伝えられなかった思い、多くの後悔、そういうものを死者からのメッセージとして伝えられる人間の存在があると言う事。その人たちの苦しみ。ブルースも事故以来妻と会話が出来ずに苦しむと言う悶々とした生活をするなかで、少年との存在はウィリスを癒していく。 成仏するという観念、このあたり東洋的な考えが色濃いと感じました。 ハーレイが母親と車の中で話すシーンは涙です。 何も知らずに観て、その後もう一度観るといろんな事に納得がいくと思います。 THE SIX SENSE 1999年 監督/脚本:M・ナイト・シャマラン 出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット、オリヴィア・ウィリアムズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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