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ある日どこかで

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2006.02.13
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カテゴリ:アメリカ映画
≪年の差を越えた男の友情が心地よさを運んでくれます≫


もう14年も前の映画ですので、クリス・オドネルが実に若々しいです。





全寮制の名門校の奨学生のチャーリーは、クリスマスにオレゴンの実家へ帰る旅費の為のアルバイトを探していた。休暇中のバイトは盲目の退役軍人の世話をする事だった。しかし…




元は英雄のパチーノ演じる退役軍人。気難しく頑固なパチーノに振り回されるクリスです。しかし何日かパチーノと行動を共にするうちに、彼らの間に次第に友情が芽生えてきます。


負傷して目が見えなくなったことで、元々の性格に加え更に嫌味も増して、親戚からも歓迎されないパチーノ。自分の過去の愚かさを責め、他人に辛らつな言葉を投げかける。そしてそれ以上に辛らつな言葉を返されては傷ついてしまう。もはやこの世の何の役にも立たない自分は生きている価値がないと思い次の行動に出ようとする。それでもまだどこかに人生や女性への未練がある。こういうとても難しい役をパチーノが好演しています。

有名なタンゴのシーンは本当にステキです。私は男性が何気なくカッコよくダンスをする映画ってとても好きなんですが、と言ってもだからってダンスシーンが多い映画の中のその人が好きというのではなく、これはもう好みです。数多いダンスシーンのある映画の中で特に好きなのは、ここでのパチーノのタンゴのシーンと『リバー・ランズ・スルー・イット』でブラッド・ピットがネイティブアメリカンの彼女と踊るシーンです。


クリス・オドネルも初々しくてこれが又いいんです。金持ちのボンボンの悪戯息子達の品の無さに比べ、田舎で裕福な家に育ったわけでもないこのオドネル少年の方がよっぽど上品でジェントルマンです。彼が涙ながらにパチーノのある行動を止めようとするシーンは良かったですね。

有名な演説シーンももちろんいいのですが、ラスト家に帰り姪っ子の子供たちに声をかけるパチーノ、そしてそれを見守るオドネルのやさしい眼差し。このシーンが私のベストシーンかもしれません。

タイトルのエピソードが巧くさりげなくいろんな場所に散りばめられ、とても良い気分になれる映画です。


SCENT OF A WOMAN
1992年
監督:マーティン・ブレスト
脚本:ボー・ゴールドマン
出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル、ガブリエル・アンウォー、ジェームズ・レブホーン、フィリップ・シーモア・ホフマン


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Last updated  2006.02.13 12:16:03
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ETCマンツーマン英会話@ Re:『マイ・レフトフット』(05/09) 『マイ・レフトフット』を調べていてこち…
hoshiochi@ Re:☆君を想って海をゆく☆(03/18) はじめまして、こんばんは。私もこの映画…
Maria@ 残念ですけれど… まだまだ未読の映画レヴュー…少しずつ読め…
伊場拓也@ Re:Somewhere in time!(03/24) 同じ思いかも?考え所ですかね。
こぶたのベイブウ@ Re:Somewhere in time!(03/24) リラさんのブログ、今まで楽しく読んでい…

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