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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪こんな結果になるとはジェーリーは予想もしなかった≫
カーディーラーのジェリーは多額の借金返済の為に、彼の妻を偽装誘拐して金持ちの妻の父親から身代金を引き出そうとしていた。自動車整備工の元囚人から2人の男を紹介してもらい彼らに偽装誘拐を頼むが… 簡単に考えていた偽装誘拐。義父が簡単にお金を出すと思っていたでしょう。そしてまさか偶然にも犯人の車のナンバープレートがはずれていて警察に呼び止められるとは思っても見なかったでしょう。そしてそこから殺人し事件に発展していくとは。 人間の脆さ、残虐性を出した恐ろしくもどこか滑稽で哀しい人間模様。女性警察署長の同級生は精神を病んでいたが、彼が普通に見えてしまうほど狂った犯人達。次々と起こる事件に緊張しながらも、どこかユーモアがある、思わず見入ってしまう作品でした。 スティーヴ・ブシェミの顔の事を、何度も何度も「変な顔」と言っているのは笑ってしまいます。 真っ白で美しい雪一面の映像の中に一台の車が現れるファーストシーンが印象に残りました。 FARGO 1996年 監督:ジョエル・コーエン 脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 出演:フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブシェミ、ウィリアム・H・メイシー、ピーター・ストーメア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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