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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪浮浪者とエリート大学生の友情≫
ジョー・ペシが出てるって言うので観た作品です。 ハーバード大学の奨学生のフレイザーは優等賞をとって卒業したいと卒論作成に明け暮れる毎日。ある日その大切な卒論を落とし、それを大学のボイラー室に寝泊りしていた浮浪者のペシに拾われる。ペシは一冬の寝場所を提供してくれたなら卒論を返すと言い、ペシとフレイザー、そして彼の友達との奇妙な生活が始まる。 ストーリー的にはエリート大学生が浮浪者から人生云々を説かれ、モノや地位よりも大切なものがあることを教えられる、というよくある話ではあります。特に大きな波があると言うわけでもありません。 ペシ演じるこの浮浪者が最初の方はあまりに身勝手で感情移入は出来ません。彼の人生が今に至った過程も共感は出来ません。ただ、彼の現況において、家族を懐かしく愛おしく思い逢いに行く事には、多分そうなるのだろうとは予想しながらも、悲しくてたまりませんでした。 ペシの演技が良いです。おかしくもあり、哀しくもあり。 イイですね、ペシ。 WITH HONORS 1994年 監督:アレック・ケシシアン 脚本:ウィリアム・マストロシモーネ 出演:ジョー・ペシ、ブレンダン・フレイザー、モイラ・ケリー、パトリック・デンプシー、ジョシュ・ハミルトン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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