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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪ゆるーい感じがほのぼの感を醸し出す≫
ナタリー・ポートマンがハーヴァード大で学業に専念、その後復帰第一弾として撮った作品です。日本では未公開だったのですが、アメリカで評判良かったらしいのでずうっと観たいと思っていました。 アンドリューは感情に乏しいLAの売れない役者。母親の死をきっかけに9年ぶりに故郷のニュージャージーに帰郷する。しかし母親の死に涙を流す事も無く、父親との関係も、久々の旧友との再会にも何かしっくり来ない。 そんなある日、不思議な感じの女性サムと出会いアンドリューは少しずつ感情を取り戻していく。 感情の起伏に乏しいアンドリュー。昔のある事が原因でそうなったらしいのですが、サムとの出会いがきっかけで昔の仲間達と自然な交流が出来るようになり、そこからそのある事を打ち明けるに至る。そしてそれに向き合う事が出来る、という自分探しの4日間の話です。 監督、脚本、主演をこなすザック・ブラフ。特にハンサムと言うわけでもないけど、一度見たら忘れられないインパクトがあります。何なんでしょうか、これは? ナタリー・ポートマンは、このちょっと不思議なサムを好演していました。彼女とのシーンは何とも不思議な色合い、空間を醸し出していて好きでした。でも、その前の流れからするとラストがちょっと在り来たりなのかなあ。なんか行き当たりばったりな感じのラストの2人。これから大丈夫か、なんていらぬ心配をしてしまったのですが、まあどうにかなるか。 随所に散りばめられたクスッとする笑いがいいです。 S&Gの「ニューヨークの少年」が流れるシーンに思わず見入りました、というか聴き入りました。大好きな曲なんです。 ところでポートマンって何歳になったんですかね?すごく幼く感じてしまうんですが。この役は偉く評判良かったらしいですが、私には、彼女は『レオン』の時が一番いいです。でもあれは子役の時ですからね… GARDEN STATE 2004年 監督/脚本:ザック・ブラフ 出演:ザック・ブラフ、ナタリー・ポートマン、ピーター・サースガード、イアン・ホルム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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