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カテゴリ:アメリカ映画
≪ウォンカの不思議な不思議なチョコレート工場は楽しくて、恐ろしい場所だった≫
やっと観る事ができました。どれだけ待ったことか。そのくらいに楽しみに待ちに待った作品でした。 チャーリーの家は貧しく、今にも壊れそうな傾いた小さな家に両親と2組の祖父母と共に住んでいた。最近父親が失業してしまい、家計はますます厳しい状態に。でもチャーリーはとても幸せに暮らしていた。 チャーリーの家の近くに世界中で有名なウォンカのチョコレート工場がある。しかし15年前から門は閉められて誰も出入りするのを見た事がない。中は一体どうなっているのだろう。いつも不思議に思っていたチャーリーだが、ある日ウォンカの工場へご招待の世界中でわずか5枚のゴールデンチケットをチャーリーは手に入れてしまった。 原作は読んだ事がないのですが、まあー、かなりブラック!原作に忠実に作っていると言う事ですが、結構すごいものがあります。でも昔ながらの童話にも子供達に「こういう事をするととんでもない事になりますよ」と、戒めがあるものが多いのでさほど驚く事もないですが。 チャーリーがゴールデンチケットを手に入れるいきさつが、「それでいいんかい?」と突っ込みをいれたくなります。それ以外はとてもいい子なんでそこは目をつぶれと言う事なんでしょうか。 内容はともかく、さすがティム・バートン。原色を多用したポップさ、鮮やかさがウンパ・ルンパ等と共に摩訶不思議な世界をここでも作り出していて、工場の中の様子はとても楽しいです。そして『シザーハンズ』や『スリーピー・ホロウ』での名コンビ、ジョニー・デップのウォンカが又ものすごくパンチがきいていて、ウォンカと工場の摩訶不思議さをより強烈にしています。 ウォンカや祖父母達の個性もすごいけど、子役達の個性も又みんな突き抜けています。チャーリーは『ネバーランド』のピーター役の子が再度ジョニーと共演。他の子役達はみんなわがままだったり生意気だったりする役どころを実に憎らしく、上手く演じています。 なんかやけに歯並びのきれいなウォンカだと思ったら、そういうことでしたか。ウォンカの父親役でクリストファー・リーが出ているのもお見逃しなく。 好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、気軽に観れて、ティム・バートンが好きな方なら、変なジョニーのウォンカも楽しめると思います。 CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY 2005年 監督:ティム・バートン 脚本:ジョン・オーガスト 原作:ロアルド・ダール 出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、デヴィッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター、ノア・テイラー、ディープ・ロイ、クリストファー・リー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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