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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪幻想的な映像と衣装や美術を堪能できます≫
世界中の舞台でヒットしたアンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカルをウェバーの制作で映画化した作品。 19世紀パリのオペラ座。連日華やかなショーでにぎわっていたが、オペラ座に住み着いているという怪人ファントムによる事件も起こっていた。若く美しいクリスティーヌはバレエダンサーだが、謎の師「音楽の天使」からレッスンを受けオペラ座のプリマへと成長する。幼馴染のラウルとも再会し愛を確かめ合うがそんな時ファントムがクリスティーヌをさらって… 四季のミュージカルを観ていたので、この映画は楽しみと言うより舞台と同じように作るのか、それとも全く別物なのか興味を持っていました。結果はウェバーの制作と言う事で、ほぼ舞台と同じように作られていたと思います。 豪華絢爛な衣装やオペラ座の様子は上手く再現され、ファントムの地下洞窟の様子はさすがに舞台よりもそれらしく映像化されていましたし、全体的に暗い物語の雰囲気も、最初のオペラ座のシャンデリアが過去に遡るあたりはゾクっとします。 群舞も舞台同様素晴らしかったです。舞台のミュージカル俳優のような歌の上手さは期待しても無理なんでしょう、ちょっと物足りなさもありましたがそれなりに良かったと思います。でも、ミニー・ドライヴァーはすごく上手かったけど吹き替えなし? ただ、この手の映画はやっぱり映画館の大スクリーンで観ないと魅力半減ですね。私はテレビで観てしまったものでその辺が迫力不足でした。 音楽は「チャ~ン、チャチャチャチャチャ~ン♪」の例のメロディが流れて馴染み深いですが、ミュージカルが嫌いな人にはダメな映画でしょうね。 最近のミュージカル映画では『シカゴ』がやっぱり良かったな。 THE PHANTOM OF THE OPERA 2004年 アメリカ/イギリス 監督:ジョエル・シュマッカー 制作/監督:アンドリュー・ロイド=ウェバー 脚本:ジョエル・シュマッカー、アンドリュー・ロイド=ウェバー 原作:ガストン・ルル 出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライヴァー、シアラン・ハインズ、サイモン・カロウ 通常版 コレクターズエディション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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