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カテゴリ:アメリカ映画
≪記憶を消しても人の心は変えられない≫
夕べWOWOWで『いつか晴れた日に』をやってましたが、懲りずに又もや観てしまいました。何度観ても泣いてしまいます。ケイト・ウィンスレットが次女のマリアンヌを演じていましたが、彼女はこの時代の役が似合うと思っていました。『ネバーランド』にしろ『タイタニック』にしろ、クラシックな感じですね。彼女の現代モノは実は本作品が初めてでしたが、今までのイメージとは違う突き抜けた現代女性を好演しています。 ある日、ジョエルは最近けんか別れした恋人クレメンタインが、自分との記憶を全て消してしまった、と言う不思議な手紙を受け取る。ショックを受けたジョエルは、自分も彼女の事を忘れようと記憶除去の手術を受ける事を決心して臨むが… ジョエルが手術を受ける際に、ジョエルとクレメンタインの出会いから別れまでが逆回転で語られる意表をついた展開。 音楽と映像がストーリーにマッチして独特の美しい世界を表現していました。 特に2人が氷河の上に寝転んでいるシーンは幻想的です。 クレメンタインの髪の毛や服の色使いが又よりファンタジックにしています。だからと言って話は甘甘のラブストーリーではないのも良いです。 サブキャラのストーリーも全体のストーリーに影響を及ぼし見所あり。 とっても考えつくされた作品だと思いました。 ジム・キャリーの真剣な表情もすごくステキなのが又観る価値ありです。彼が途中で彼女との思い出を失くしたくないと必死になるシーンは切なかった。 好き嫌いが分かれる作品のような気もしますが、「どんなに辛いと思うようなことにも必ずなにか輝くような思い出がある」というのは絶対そうだと思うので、この作品の言わんとする事には共感出来ました。 ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND 2004年 監督:ミシェル・ゴンドリー 脚本:チャーリー・カウフマン 出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、トム・ウィルキンソン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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