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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪タバコをもうちょっと控えて欲しい…でも、ストレス溜まってるから…≫
LA在住の偏屈なイギリス人作家のピーターは子供嫌いだが、子供のダンス教室の先生をしている妻は赤ちゃんが欲しくてたまらない。夜中になると隣の家の犬が吠えて眠れずストレスは溜まるいっぽう。そんなある日、お向かいに脚の不自由な少女エイミーが母親と共に引っ越してきた。 偏屈でヘビースモーカー、始終シニカルな事ばっかり口走り、人を描かなければならない職業なのにその本人は人との交流が得意ではないらしい。なんかややこしい人間です。 そんな時引っ越してきたエイミー。彼女との交流も最初は案の定巧くはいきませんが、あることでエイミーに近づいたピーターは、次第に彼女との距離を近づけていきます。 ありがちなストーリーではありますが、ケネス・プラナーの偏屈振りやロビンやエイミー役の女の子も良くて、なかなかステキな作品でした。 隣家の犬、熱烈なファン、認知症が出ている義母、そして舞台の稽古の様子などもポイントを利かせてあります。 舞台はLAなのですが、それっぽくないんですよね。 爆笑ではないけれど、会話の至るところに笑いのエッセンスが散りばめられおしゃれに仕上がっています。 原題を直訳するとちょっと刺激が強すぎたのでしょうか?全く違った邦題になっていますが、この邦題はどういうことなんだろう? 舞台の上でのストーリーよりも現実の生活の方がステキって事?原題も毒が効いててなかなかだとは思うのですが… ちなみにロバート・レッドフォードが製作総指揮です。 HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR'S DOG 2000年 監督/脚本:マイケル・カレスニコ 出演:ケネス・プラナー、ロビン・ライト・ペン、スージー・ホフリヒター、リン・レッドグレープ、ジャレッド・ハリス、ピーター・リーガード お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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