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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
≪緊張感が無いよー!≫
前作『オーシャンズ11』は、オールキャストに期待していたからこそ期待はずれだったというのもあって、続編があれ以上の出来になる事はないだろうとは思っていましたが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが出ているので観てみました。 前回ラスベガスのカジノで盗みを働いてから3年。オーシャンと仲間達はお金を山分けしてまっとうな道を歩もうとしていた。しかし、お金を盗まれたカジノのオーナー(ガルシア)は彼らの居場所を突き止め、2週間以内に利子をつけて返さなければ命はない、と脅す。そこで又集まった彼らは、大金を求めてヨーロッパへと向かうのだが… 舞台がアムステルダム、ローマ、パリなどのヨーロッパと言うこともあり、又前回とは全く雰囲気が違っています。マット・デイモンがジョージとブラピの会話についていけないあたりの面白さもありますが、前作より成長していて存在振りをアピール。ブラピとユーロポールの捜査官キャサリンとのロマンスも進行して楽しめます。 緊張感はないんですよ。相変わらず彼らは変な事ばっかり言ってるし、「本当にそんな大金盗む気か?」ってくらいのほほんとしてますから。まあ、そこがこのシリーズの一種売りなのかもしれません。 ただ、前作では盗む時の緊張感があったし、メンバーそれぞれの個性を活かした場面もあったのですが、今回は肝心の盗みの部分が実に短く簡単であっけなかったのが物足りなかったです。もっとハラハラさせて欲しかった。 ブルース・ウィリスが出てきた時は驚き、ジュリアのそこでの芝居は面白かったです。でも、この時のジュリア、顔はやせてやつれている感じだしなんだか生気がなかったですね。それに比べてキャサリンの良さが目立ってました。 今回はジュリアを加えて「オーシャンズ12」でしたが、次回絶対プラスキャサリンの「13」になりますよね。 OCEAN'S 12 2004年 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:ジョージ・ノルフィ 出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ヴァンサン・カッセル、バーニー・マック、ドン・チードル、エディ・ジェイミソン、ケイシー・アフレック、ジャオボー・クイン、エリオット・グールド、スコット・カーン、カール・ライナー、ブルース・ウィリス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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