|
テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アメリカ映画
ストーリーを大筋読んで借りる事ににした映画だったのですが、主人公はもっと大人だと思っていたら中学生でした。それで、想像していたのとは違う映画かもしれないと思いながら観ていたのですが、結構楽しめました。 1962年フロリダ州キーウエスト。海軍勤務の父の転勤でこの町に引っ越してきたジーンはホラー映画の大ファン。毎日のように弟を連れて映画館通い。ある日、大好きなホラー映画の監督が最新作を引っさげてこの町にやってくるという話を聞く。そして、それを観る為に少年少女達は土曜日のマチネー(昼間の興行)に集まってきた。ちょうどその頃キューバ危機の影響で映画館にも緊張が…。 この映画の中で上映される映画がB級、もしくはC級ホラー映画なのですが、そのバカバカしさと言ったらありません。おまけに観客を驚かす為にシートや映画館にいろんな仕掛けをしたり、その手の込みようと言ったら尋常でないほど。まさか当時本当にこんな事をやっていたとは思いませんが…。だけど、ああいう映画は昔ありましたね。考えてみればテレビの「ウルトラQ」似たようなものでした。 この映画はそこに「キューバ危機」で人々がパニックになる様子や、海上封鎖の任務についている父親の安全を願うジーンの家族の様子を巧く絡ませています。そして、少年少女たちの恋も同時に進行して結構細かい所まで行き届いた面白い映画でした。 子供向けでしょうが、軽く観るのにはいいです。 主人公の少年、何かイギリス人っぽいしゃべり方(ちょっとベッカム風なところがある)をすると思っていたら、やっぱりイギリス人だそうです。アメリカの発音を猛特訓したらしいですが、ちょっとした所でイギリス英語が出てしまってました。何故わざわざイギリス人を選んだのか? 随所に散りばめられたオールディーズは、やっぱりいいですネェ。 それとジョン・グッドマンのアクの強さも、相変わらずgoodです。 MATINEE 1993年 監督:ジョー・ダンテ 脚本:チャーリー・ハース 出演:ジョン・グッドマン、サイモン・フェントン、オムリ・カッツ、キャシー・モリアーティ、ケリー・マーティン、リサ・ジャクブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ映画] カテゴリの最新記事
|
|