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カテゴリ:アメリカ映画
≪ウォール街のマネー戦争を描いた秀作≫
20年ほど前、日本はバブルで浮かれてました。 あの時、自分達があのバブル真っ只中にいた時は、それがバブルだなんて思いもしなかったけど、今思うとつくづく周りも、私自身も確かに景気が良かったな~、と思います。 あの頃の映画です。 バドは一攫千金を夢見る証券マン。大富豪のゲッコーに取り入ろうと必死だが、なかなか相手にしてもらえなかった。そんな時、バドの父親の勤める航空会社の情報を流し、バドはゲッコーから一目置かれ、大金も手にするが… ホリエモンや村上ファンドの一連の事件を聞いた時まず思い出したのがこの映画でした。 自分の生活出来るお金ってそんなに大金は必要ない、って思うんだけど、その生活出来るお金の基準と言うのが一度上がってしまったらもう元には戻らない。ホリエモンや村上氏にしたってそういう事だったのでしょう。 この映画はバドが一介の証券マンから、お金と言う甘い汁におぼれていく様子を上手く描いた作品だと思います。何度観ても面白い。 生き馬の目を抜く業界と、そこで汚い手を使いマネー戦争に勝ち抜くか、真面目に生きていくか。バドには誠実な父親の存在があり、最後はその存在が彼の人生を左右させるのですが、確かにお金って魅力はありますものね。あとは本人の人間性とか周りの人の影響もあるのでしょう。 ああ、又ホリエモンと村上氏の顔がよぎる。 WALL STREET 1987年 監督:オリヴァー・リード 脚本:スタンリー・ワイザー、オリヴァー・リード 出演:マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン、マーティン・シーン、ダリル・ハンナ、テレンス・スタンプ、ハル・ホルブルック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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