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カテゴリ:アメリカ映画
≪待っているだけじゃダメ!幸せは自分からGETしに行くんだ!≫
ほとんどの方が知っていると思われる童話「シンデレラ」をアレンジして映画化した作品。 16世紀フランス。ダニエルは幼い頃に母を亡くし父は再婚した。しかし、その父は急死。それ以来ダニエルは、継母と彼女の連れ子の姉妹にメイドとしてこき使われて時を経た。ある日、ダニエルはフランス王子ヘンリーと出会う。名前を聞かれたダニエルはとっさに亡き母の名前を名乗ってしまう。 私が幼い頃に読んだ「シンデレラ」が正式なストーリーなのかは定かではありません。しかし、本作のシンデレラは私の知っているシンデレラとはかなり違います。ダニエルはじゃじゃ馬で気が強く、王子にも積極的で、継母や義姉妹から意地悪されても黙って泣いているような女性ではありません。継母、義姉妹におかしいと思うところはきちんと意見も言う勇気もある。「これはシンデレラじゃないでしょ」と思いながらも、義姉をぶん殴るシーンは痛快! ドリューはシンデレラ姫のイメージではないな、と最初は思っていたけれど、こんなシンデレラだったら彼女は適役。王子が私的にはもうちょっとカッコイイ人であって欲しかったけど… レオナルド・ダ・ヴィンチが出てきたり、義妹はダニエルの味方だったりと斬新。それに、この時代特有の豪華な衣装や美術は見応えがあります。 泣いてばかりのシンデレラより、自分で幸せを掴みに行く勇敢な(?)ダニエルの方に共感を持ち、とてもすっきりと気持ちの良い作品でした。 EVER AFTER 1998年 監督:アンディ・テナント 脚本:スザンナ・グラント、リック・パークス、アンディ・テナント 美術:マイケル・ハウエルズ 衣装・ジェニ・ビーヴァン 出演:ドリュー・バリモア、アンジェリカ・ヒューストン、ダグレー・スコット、ジャンヌ・モロー、パトリック・ゴドフリー、ミーガン・ドッズ、メラニー・リンスキー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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